トランプ氏、欧州の追加関税撤回 NATOと北極圏合意枠組み構築
(VOVWORLD) -トランプ米大統領は21日、米国によるデンマーク自治領グリーンランド領有に反対する欧州8カ国に追加関税を課す方針を撤回すると表明しました。
スイス東部ダボスで北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と会談後、自身の交流サイト(SNS)で明らかにしました。NATOとの間でグリーンランドを含む「北極圏全体に関する合意に向けた枠組み」を構築したことも発表しました。
NATOによりますと、枠組みは安全保障に関するものだが詳細は不明です。トランプ氏は会談に先立つ演説で、領有への意欲を重ねて示しつつ「武力は行使しない」と述べました。
トランプ氏は17日、2月からデンマークや英仏独などからの輸入品に10%の追加関税を課すと表明しました。欧州連合(EU)欧州議会が対抗措置として、米国と昨年合意した貿易協定の承認を延期する方針を示し、米欧関係は極度に悪化していました。関税撤回により決定的な対立は回避されたもようですが、先行きは不透明です。デンマークなどは関税撤回を歓迎しました。(共同)